免疫の異常

免疫系の病気で膠原病の一種

リウマチは免疫の異常が原因で起こる、全身性の疾患です。手足の関節がこわばり、体のだるさなどの症状が現れます。 最初は熱っぽさや朝の指先のこわばりが特徴的ですが、そのうち関節が熱を持ち、炎症を起こして、軟骨や骨が破壊されていきます。 原因は自己免疫疾患と言われ、ウイルスやストレスなどの感染をきっかけに、体内で自分の免疫細胞が自分自身の細胞を敵とみなし、攻撃することで起こります。 リウマチに遺伝性要因はあまり強くなく、急なストレスや環境の変化をきっかけに発症することも多いです。また、男性と女性では、女性の発症率が男性の4倍といわれています。 はっきりした原因や完治する治療方法は現在も不明です。しかし、免疫抑制剤によって、症状の進行を抑える薬が次々と開発されています。

20代から50代の発症が多い病気

リウマチというと以前は年配の女性がかかる病気といったイメージがありましたが、20代後半から50代で発症した人が一番多くなっています。 若年性関節リウマチと言って16歳以下の子供がなることもあり、急な発熱と関節の痛みが特徴です。こちらも自己免疫機能の以上によって起こります。 検査は簡単な血液検査で調べることが可能です。リウマチの治療はなるべく早い段階で始めることが肝心です。 治療は、薬物療法とリハビリ、手術を必要に応じて組みあわせます。最新のリウマチ治療では抗リウマチ薬といって、関節破壊の進行を遅らせる薬が多く開発されています。多くの場合は抗炎症剤やステロイドと合わせて使われます。いずれも専門医にしたがって、根気よく続けることが大切です。